しんたろーのITアカデミー
稼ぎ方コラム

「専門知識はあるのに稼げない」と悩むあなたが、月22万5000円の安定案件で疲弊していく本当の理由

「専門知識はあるのに稼げない」と悩むあなたが、月22万5000円の安定案件で疲弊していく本当の理由
しんたろーしんたろー
18分で読めます
この記事の内容(目次)

クローゼットを開けるたびに、息が詰まる感覚を知っているか。

木製の扉を開ける。防虫剤の匂いと、古い布の匂いが混ざった空気が鼻をつく。

ハンガーが擦れ合う音すらしない。それくらい、隙間なく服が詰め込まれている。

「いつか着るかもしれない」と思って手放せなかった服。

3年前に買ったけれど、一度も袖を通していない服。

サイズが合わなくなったのに、捨てるのがもったいなくて残してある服。

そのクローゼットには、新しい服を入れるスペースが1ミリもない。

フリーランスの仕事も、まったく同じ構造をしている。

〝割に合わない案件〟という古い服が、ハンガーにびっしり詰まっている。

「安定しているから」「急に切ったら申し訳ないから」「次の案件が見つかるか不安だから」。

もっともらしい理由を並べて、手放せずにいる。

そしてそのクローゼットには、高単価な案件も、ストック収益も、入る余白がない。

これは、スキルの問題ではない。

知識の問題でもない。

<br>

〝空間の問題〟だ。

<br>


SNS運用を自動化しませんか?

ThreadPostなら、投稿作成・画像生成・スケジュール管理までAIがサポート。

無料で始める

■ 第1章:月1,500ドルの案件に20時間を奪われていた海外ライターの告白

月22万5000円という数字を見た時、どう感じるか。

月22万5000円の「安定」は、本当にあなたを守っているか?
月22万5000円の「安定」は、本当にあなたを守っているか?

フリーランスとして活動している人間にとって、これは決して小さな数字ではない。

家賃を払える。光熱費を払える。食費を払える。

毎月、確実に入ってくる。請求書を追いかけ回す必要もない。

〝安定〟という言葉が持つ重力は、想像以上に強い。

特に、フリーランスになったばかりの頃。

収入がゼロの月を経験したことがある人間なら、毎月確実に振り込まれる22万5000円の重さが痛いほどわかる。

あの恐怖の記憶が、判断を歪める。

海外に、ショーン(Sean)というフリーランスライターがいた。

彼はSEOライティングと金融分野の専門知識を持っていた。

彼のクライアントリストの中に、一つの案件があった。

月額1,500ドル(約22万5,000円)

4本のブログ記事を、1記事あたり375ドル(約5万6,000円)で書く契約だ。

数字だけ見れば、悪くない。いや、むしろ良い部類に入る。

ショーンはその案件を、約2年間抱え続けた。

なぜか。

毎月、確実に1,500ドルが入ってくるからだ。

フリーランスの世界では、それがどれほど貴重かを、彼は身体で知っていた。

「これは家賃だ」と彼は思っていた。

「これを手放すのは、無謀だ」と。

でも、毎月4本の記事を書くたびに、ショーンの中で何かが重くなっていった。

テーマは毎回、使い回しのアイデアだった。

3人の担当者——2人の編集者と1人のマーケティングディレクター——が、それぞれ別の方向に原稿を引っ張った。

ショーンが記事を提出すると、3方向から矛盾する修正指示が届く。

1人目の編集者は言う。「もっと専門用語を使って、プロ向けにしてくれ」

2人目の編集者は言う。「いや、初心者にもわかるように噛み砕いてくれ」

マーケティング担当者は言う。「とにかくコンバージョン率が上がるように、煽る文章にしてくれ」

3つの矢印が、まったく別の方向を向いている。

ショーンはその中心で、引き裂かれそうになっていた。

修正に次ぐ修正。

出来上がった原稿は、ツギハギだらけのフランケンシュタインのようだった。

最初の原稿が持っていた熱量は、完全に死に絶えていた。

そして、ここが核心だ。

ショーンがある日、実際に計算してみた。

4本の記事を書く時間だけではない。

修正の時間、担当者との電話の時間、メールのやり取りの時間。

全部を足すと、月に15〜20時間が、この案件に消えていた。

月1,500ドル ÷ 20時間 = 時給75ドル(約1万1,000円)

悪くない数字に見えるかもしれない。

でも、ショーンには別の情報があった。

彼の専門ニッチ——金融分野——では、もっと高単価な案件が存在していた。

1記事あたり375ドルではなく、1,000ドル以上を払うクライアントが、確かにいた。

ショーンは、月20時間という時間を、1,500ドルの案件に使っていた。

その同じ20時間を、高単価ニッチの営業と納品に使えば、4,000ドル以上を生み出せた可能性がある。

クローゼットに詰まった古い服が、もっと価値ある服を入れるスペースを奪っていた。

ショーンは2年間、そのことに気づかなかった。

いや、正確には——気づいていたのに、動けなかった。


■ 第2章:30万フォロワーでも消えなかった「時間の切り売り」の恐怖

ショーンの告白を読んだ時、俺は過去の自分を見ているような錯覚に陥った。

古い服(割に合わない案件)を手放さなければ、新しい服(ストック収益)を入れる余白は生まれない。
古い服(割に合わない案件)を手放さなければ、新しい服(ストック収益)を入れる余白は生まれない。

俺の10年間も、同じだった。

SIerのSEとして、巨大なシステムの一部を作り続ける日々。

朝の満員電車に押し込まれ、終電で帰る。

給料日は確かに嬉しい。だが、口座の残高はすぐに消えていく。

借金の返済、生活費、ストレス発散のための無駄遣い。

「このまま40代、50代になっても、同じことを続けるのか?」

その恐怖が、俺をフリーランスの世界へと駆り立てた。

必死にSNSを運用し、フォロワーは30万人を超えた。

周りからは「成功者」として見られるようになった。

PR案件も来るようになった。コンサルの依頼も舞い込んだ。

でも、根本的な構造は何も変わっていなかった。

俺が動かなければ、1円も生まれない。

熱を出して寝込めば、その月の収入は減る。

案件が途切れれば、来月の家賃の保証はない。

30万フォロワーという数字の裏で、俺は常に〝時間の切り売り〟という恐怖に怯えていた。

これは比喩ではなく、文字通りの構造だ。

フリーランスが売っているのは、時間だ。

1時間働けば、1時間分の報酬が発生する。

10時間働けば、10時間分。

でも、寝ている間は止まる。休んでいる間は止まる。

案件が切れたら、完全にゼロになる。

ショーンが月1,500ドルの案件に20時間を使っていたように、俺もフリーランス時代、時間と報酬を1対1で交換し続けていた。

SNSのフォロワーが増えても、PR案件の単価が上がっても、根本の構造は変わらなかった。

俺は、SE時代とは違う形の「ラットレース」を走っているだけだった。

回し車の中を、ただ全力で走るネズミ。

景色は変わらない。足をとめれば、すべてが終わる。

ここで気づいたことがある。

<br>

〝技術力と収益力は、別の筋肉だ〟

<br>

10年間のSE経験で鍛えた筋肉は、「問題を解決する力」だった。

「システムを作る力」だった。

でも、それは「誰かの問題を解決する」ための筋肉であって、「自分の収入を自動的に生む」筋肉ではなかった。

マラソンランナーが、どれだけ速く走れても、自転車のレースでは勝てない。

使う筋肉が違うからだ。

スキルは確かにある。

でも、そのスキルを「誰かに時間を売ることで換金する」モデルの中に置いている限り、収入の天井は「自分が使える時間の量」で決まってしまう。

人間が使える時間は、24時間だ。それ以上には増えない。

フリーランスとして安定したクライアントを持つことの怖さは、実はここにある。

安定しているように見えて、実際には〝安定した上限〟に縛られている状態だ。

クローゼットに古い服が詰まっているように、時間という棚が、割に合わない案件でぎっしり埋まっている。

俺も時間という有限のリソースを、最も価値ある使い方に振り向けることができていなかった。


■ 第3章:なぜ私たちは「割に合わない仕事」を手放せないのか(サンクコストと罪悪感の罠)

なぜ、割に合わないとわかっている案件を手放せないのか。

それは、計算ができないからではない。

感情が、論理をねじ伏せるからだ。

ショーン自身がこう語っている。

「ロジスティクスは簡単だ。難しいのは、罪悪感だ」と。

〝罪悪感〟という言葉は、フリーランスの世界では特別な重さを持つ。

「このクライアントは、俺がまだ実績のない頃から使ってくれた」

「担当者の人は、個人的にはいい人だ」

「急に切ったら、向こうが困る」

そういう感情が、判断を曇らせる。

そしてもう一つ。〝サンクコスト〟の罠だ。

「もう2年間もやってきた。今さら辞めたら、その2年間が無駄になる」

この声は、論理的に見えて、完全に間違っている。

2年間の関係は、ショーンをここまで成長させた。

その価値は確かにある。

でも、「過去2年間を無駄にしないために、これからも続ける」という論理は、成立しない。

過去は変えられない。変えられるのは、これからの時間の使い方だけだ。

古い服をクローゼットに残す理由として「これを買った時の値段がもったいない」を挙げる人がいる。

でも、その服を残し続けることで生まれる機会損失の方が、はるかに大きい。

新しい服を入れるスペースがないという、現在の損失だ。

〝サンクコスト〟は、過去への敬意ではない。

未来への足かせだ。

ショーンが気づいたのは、一つのシンプルな事実だった。

「クライアントを個人として好きなこと」と「そのクライアントとの仕事が自分のビジネスを妨げていること」は、同時に成立する。

どちらかを否定する必要はない。

その二つの事実を並べて、静かに受け入れた時、ショーンは動けた。

俺もSE時代の10年間、「これだけ積み上げてきたキャリアを捨てるのか」という声に縛られていた。

でも今思えば、その声は「過去の自分を守れ」という本能であって、「未来の自分を守れ」という知恵じゃなかった。

手放すことは、裏切りじゃない。

次のステージへの移行だ。


ここまで読んだあなたに

今なら無料で全機能をお試しいただけます。設定後はAIが投稿案を毎日生成。確認して選ぶだけ。

無料で始める

■ 第4章:フロー型の限界と、積み上がる「ストック型」の圧倒的な違い

フリーランスの収入は、基本的に〝フロー型〟だ。

「時間の切り売り」から抜け出し、積み上がる「ストック型」の収益構造へ。
「時間の切り売り」から抜け出し、積み上がる「ストック型」の収益構造へ。

水道の蛇口をひねっている間だけ、水が出る。

手を離せば、ピタリと止まる。

ショーンが月20時間を費やしていた1,500ドルの案件も、典型的なフロー型だ。

時給換算すれば75ドル(約1万1,000円)

悪くないように見えるが、彼が使える時間は月に限りがある。

時間を売り続けている限り、収入には必ず「物理的な上限」が来る。

俺が求めていたのは、これではなかった。

俺が欲しかったのは、〝ストック型〟の収益だ。

一度配管を繋げば、蛇口から手を離しても水が流れ続ける仕組み。

自分が寝ている間も、遊んでいる間も、チャリンと音を立てて積み上がる収益。

ショーンは、その20時間を取り戻した後、何をしたか。

営業に集中した。

自分のニッチ——金融サービス業界——に絞って、LOI(レター・オブ・インテント)を送り続けた。

そして契約解除からわずか3週間後月3,000ドル(約45万円)のリテーナー契約を獲得した。

月1,500ドルが、月3,000ドルになった。

時間は同じだ。でも、クローゼットの中身が変わった。

だが、ここで一つの問いが残る。

ショーンが月3,000ドルを獲得したのは素晴らしい。

でも、それもまだ〝時間の切り売り〟ではないか。

月3,000ドルのリテーナーも、ショーンが動き続ける限りにおいて成立する。

病気になれば止まる。

もっと良い案件が来たクライアントに切られれば、消える。

俺は、さらにその先を行きたかった。

フロー型から完全に抜け出すための最強のカード。

それが、SaaS(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)のオーナーになることだ。


■ 第5章:満杯のクローゼットを空け、SaaS代理店という「ストック」を迎え入れる

俺は、Claude CodeというAIツールと格闘しながら、自分のプロダクトを作った。

満杯のクローゼットを空け、新しい収益の柱を迎え入れた瞬間。
満杯のクローゼットを空け、新しい収益の柱を迎え入れた瞬間。

それが、SNS自動化ツール『ThreadPost』だ。

月2,980円から使える、発信者のための武器。

SNSで発信したいけれど、毎日ネタを考えるのが大変だという人たちのための道具だ。

だが、誰もが自分でSaaSを作れるわけではない。

プログラミングの知識、サーバーの構築、決済システムの導入。

壁はあまりにも高い。

だから俺は、自分が困っていた頃に欲しかった仕組みを作った。

それが、ThreadPostのパートナー制度だ。

自分でプロダクトを作る必要はない。

ThreadPostを紹介し、誰かが使い始めてくれる。

その人がサブスクを継続する限り、毎月30%の報酬が入り続ける。

具体的な数字で語る。

月2万円プラン × 30% = 月6,000円が、その1人から毎月入り続ける。

5人なら月3万円

10人なら月6万円

50人に紹介できれば、何もしなくても月30万円のストック報酬になる。

これは、蛇口を開けている間だけ流れる水ではない。

配管を繋いだ瞬間から、流れ続ける水だ。

俺自身、この仕組みをスタートさせて、最初の1ヶ月目で79,500円のストック収益を得た。

この数字を見た時、俺は震えた。

自分が労働していない時間にも、価値が提供され、対価が生まれている。

これこそが、資本主義のハックだ。

その数字は、翌月も入ってくる。翌々月も入ってくる。

6ヶ月後、月30万円のストック報酬が定着した。

これは、俺が毎月30万円分の仕事をしているわけではない。

過去に繋いだ配管から、水が流れ続けているだけだ。

俺がThreadPostのパートナー制度を設計した時、一番こだわったのは「30%」という数字だ。

自分が営業代行で救われた時、もっと報酬率が高ければと何度も思った。

だから、自分が作る仕組みでは、紹介してくれる人が本当に報われる数字にしたかった。

「俺が欲しかったもの」を、そのまま形にした。


■ 結び:あなたが今日、手放すべき「錆びた錨」は何ですか?

ショーンは、月1,500ドルの案件を切った。

クローゼットの古い服を、手放した。

その決断は、劇的ではなかった。

「この案件を続けることが、自分のビジネスの成長を妨げている」というシンプルな事実を、静かに受け入れた。

それだけだ。

そして3週間後月3,000ドル(約45万円)の新しい契約が生まれた。

クローゼットに空間が生まれた時、新しい服が入ってくる。

俺の話をする。

SE時代の10年間は、「安定」という名の古い服だった。

毎月決まった給与が入る。でも借金は減らない。

スキルは積み上がる。でも収入の天井は変わらない。

フリーランスに転向した時、その古い服を手放した。

でも、フリーランスという服も、やがて手放す必要があった。

〝時間の切り売り〟という構造は、どれだけ単価を上げても、根本では変わらない。

SaaSオーナーになって、初めて理解した。

<br>

〝自分の仕組みを持つ〟ということの意味を。

<br>

全員が同じ道を歩く必要はないし、歩けるわけでもない。

だから、パートナー制度がある。

自分でサービスを作らなくていい。

ThreadPostを紹介するだけだ。

これは「いきなり起業」ではない。

〝起業の助走〟だ。

ストック収益が月に5万円積み上がれば、次の一手を考える精神的な余裕が生まれる。

10万円になれば、フリーランスの案件を一つ手放す勇気が出る。

30万円になれば、自分のサービスを作る時間が生まれる。

クローゼットに空間を作りながら、新しい服を少しずつ増やしていく。

その順番で、動ける。

俺がフリーランス時代に感じていた恐怖——安定したクライアントを切ることへの恐怖——は、本物だった。

でも今、振り返って思う。

あの恐怖は、〝錆びた錨〟だった。

船を安全な場所に留めているように見えて、実際には前に進む力を奪っていた。

ショーンが月1,500ドルの案件という錨を切り離した時、船は動き始めた。

3週間で月3,000ドルという新しい海へ。

クローゼットの古い服を手放した時、新しい服が入ってくる。

錆びた錨を切り離した時、船は進める。

今日、静かに問いかけてほしい。

自分のクローゼットの中に、何が詰まっているか。

それは本当に、自分を守っているか。

それとも、もっと価値あるものを入れるスペースを、奪い続けているか。


俺が困っていた頃に欲しかった理想の仕組みを、ここに置いておく。

ThreadPostのパートナー制度は、月2,980円から使えるSNS自動化ツールを紹介するだけで、サブスク料金の30%がストック報酬として毎月入り続ける仕組みだ。

月2万円プランなら、1人紹介するごとに月6,000円が積み上がる。

50人で月30万円

自分でサービスを作れる人はいい。

でも、作れない人、今はまだ準備中の人——そういう人を、俺は支援したい。

自分自身が社会の外に出た経験がある。

スキルがあるのに稼げない矛盾を、何年も抱えていた。

だから、同じ場所で立ち止まっている人の気持ちが、わかる。

「まずストック収益を作りながら、次の一手を準備する」という順番で動ける場所を、ここに作った。

👉 ThreadPostの収益化ガイドを見る

ThreadPost — SNS投稿をAIが自動化

この記事が参考になったら、ThreadPostを試してみませんか?投稿作成・画像生成・スケジュール管理まで、AIがサポートします。

無料で始める

この記事をシェア

XはてブLINE
しんたろー

ThreadPost開発者・個人開発エンジニア

AI × SaaS個人開発者。Cursor / Claude Code を使った効率的開発、SNS自動化について実体験から発信。

人気の記事